調律師の声

常に演奏者の満足のいく音に仕上げるために。
東京都勤務 萩尾啓介
(42期生)

調律師を目指したころ、自宅に来ていただいた調律師の方から「調律師の仕事は常に勉強して自分の技術を磨く仕事だから」とアドバイスいただきました。

そこからカワイピアノテクニカルセンター(現カワイ音楽学園)を卒業し最初の赴任先である九州での仕事を経て、海外研修や数々のコンクール、コンサート等の経験をしました。

コンサートでは演奏者の要望に応えるため、ピアノ調整に正解はなく常に演奏者の満足のいくピアノ調整を心がけています。演奏者の求める表現を理解するためにも常に自分自身の感覚を研ぎ澄ませるよう努めています。

思うようにいかない事もある中、演奏者の求めるピアノに仕上がり、気持ちよく弾いていただいたコンサートは達成感なのか満足感なのか帰りの工具カバンがとても軽く感じられます。

カワイピアノテクニカルセンター(現カワイ音楽学園)での1年間は技術習得だけでなく、同じ志を持った仲間と共に生活することで助け合いながら様々なものを得ることができました。

今でも勉強し続ける事の毎日ですが、良い音楽を演奏者と共にお客様に提供し、カバンが軽く感じられる達成感ある仕事が増えるように技術を磨き続けたいとおもっています。

*掲載内容は、平成30年2月時点の情報です。所属および文章の内容等は、現在と異なる場合がございますので、ご了承ください。