調律師の声

思い通りの音が出た時の達成感は想像以上。
静岡県勤務 船本瑠璃
(56期生)

私が調律師を目指したきっかけは、祖母の家にあるアップライトピアノの屋根を何気なく開けて中を見たときでした。

ピアノのアクションは鍵盤を押すという簡単な動作で動き、音が出るにもかかわらず複雑な構造をしていることに魅力を感じ、『ピアノのアクションについて勉強し、その知識を生かしたい』と思いました。そして、ピアノ教室で偶然みつけたカワイ音楽学園のポスターを見て、『ここならピアノのアクションについて詳しく学ぶことができる』と確信し、入学を決意しました。

在学中の一年は、試験に追われる毎日で大変でしたが、先生にご指導いただき、同期と試行錯誤しながら技術を習得していくことのできた貴重なじかんでした。なにより上手く調律できたとき、調整したピアノのアクションが正しく動いたとき、思い通りの音が作れたときの達成感は想像以上のもので、より技術を追及しようというモチベーションに繋がりました。

また、社内研修に来られた先輩方との交流も自分の技術を見通す良い機会だったと思います。

現在、私は竜洋工場のグランドピアノ生産ラインで調律をメインに、鍵盤・アクション・ペダルが正しく動くように調整する仕事をしています。学園で学んだ知識・技術を基礎に、生産する上でのスピード・精度が出せるようにし、ひとつでも多くの作業を覚える努力を続けていきたいと思います。

*掲載内容は、平成30年2月時点の情報です。所属および文章の内容等は、現在と異なる場合がございますので、ご了承ください。