調律師の声

習慣、経験を重ねて
新潟県勤務 石沢陸斗
(59期生)

ピアノは見た目の通りブラックボックスのようで、外装を外して中を見ない限り、どのような構造になっているのか、どのようにして音が出ているのか分かりません。だからこそ、鍵盤を押すだけでなぜ音が出るのか、なぜピアノの音にこんなにも心惹かれるのか、といった興味・好奇心を持ったことが調律師を目指したきっかけです。

学園では調律をはじめとする技術、ピアノの構造や理論などの知識を学びました。覚えることが多い一方で、知らなかったこと、知りたかったことが解明されていくときの驚きや感動は忘れません。

現在は一般のお客様や学校、音楽教室などの調律・修理を担当しています。
実際現場に出てみると、まだまだ未知の世界が広がっていることに気づきます。特に技術に関しては、調律や修理の方法も技術者によって様々で、経験豊富な先輩方から教えていただくことは何よりも勉強になります。
教えていただいたことを基に自分で考え、実際に手を動かすことで、これはやりやすい、自分はこうするともっとやりやすいなどの新しい発見もあり、そこも技術職ならではの面白さだと感じています。

日々の習慣・経験を積み重ねていき、「お客様の求めるピアノ」を提供できる調律師を目指して精進してまいります。

*掲載内容は、2021年4月時点の情報です。所属および文章の内容等は、現在と異なる場合がございますので、ご了承ください。