調律師の声

調律の仕事は奥が深く、技術に際限がない。
兵庫県勤務 石垣亮
(53期生)

私の人生を豊かにしてくれたピアノ、そのピアノに携わる仕事がしたいという思いを胸に調律師をめざしました。

カワイ音楽学園では週に一回の学科試験と二週間に1・2回の実技試験があり、放課後は下校時間ギリギリまで実技練習、帰宅後は学科勉強する毎日でした。最初の頃は思うような結果が残せず悩み苦労しましたが、先生や仲間の励ましに支えられ、なにより自分の調律師になりたいという強い思いで一年間頑張ることが出来ました。この一年間はこれまでの人生のなかで最も勉強に励んだ日々でした。また共に学んだ仲間は私にとって今でも大切な存在です。

調律の仕事は奥が深く、技術に際限がありません。卒業し実際に現場で働いてみて気づかされることも多く今でも勉強の毎日です。ピアノは天然素材を用いて作られているので、環境によって調子が変わりやすく苦労することもありますが、お客様から「音が良くなった」、「弾きやすくなった」と言われたときは、調律師になってよかったと感じます。まだまだ未熟で不安なところもありますが、これからもお客様のご希望に添えれるよう日々技術の研鑚に努め、一台一台丁寧に調律してまいります。

*掲載内容は、平成30年2月時点の情報です。所属および文章の内容等は、現在と異なる場合がございますので、ご了承ください。