先輩調律師の声

人生で最も成長できた学園生活
令和5年度卒業生 戸田美浩

調律師

家にあるのが電子ピアノだったので、小説で「調律師」という仕事を知りました。しばらくして実際に調律を見たのをきっかけに強く興味を持ち、東京の専門学校に進学しようと考えていましたが、高校の先生に「業界に入った方が良い」とアドバイスされ、メーカー直営のカワイ音楽学園への進学を考え始めました。学校見学では、調律師の働き方など将来的に切り離せないことについて伺うことができ、ここなら就職についても安心だと思いました。また、実際にピアノの中身を見ながらどのような勉強をしているかも聞きましたが、そのお話が面白く、先生や学校の雰囲気が良かったことが進学の決め手になりました。

調律師は特別な才能を持っている人がなる職業だと思っていたので、はじめのうちは心配でしたが、しっかりと授業を聞き、よく考え、懸命に取り組めば不安に思うことではありませんでした。授業以外にも、卒業旅行で気の合う友人たちと時間を気にせず語らい、ゲームをして…というのも良い思い出です。

1年間しかないので、目の回る日々ですが、恐らく大半の人が人生で1番学び、成長する1年になります。調律を学ぶ環境について迷っているなら、ぜひ見学してみてください。きっとなにか魅力を感じるはずです。その魅力は、きっと本物です。

※掲載内容は、2024年4月時点の情報です。所属および文章の内容等は、現在と異なる場合がございますので、ご了承ください。